災害時の動物救護活動について

Animal rescue

(公社)愛知県獣医師会では、災害時に、つぎのような動物救護活動を行います。

1.動物救護本部の設置

 
愛知県獣医師会事務局内に、動物救護本部を設置し。本部を中心に動物救護活動を展開します。

2.相談窓口の設置

 

市町村等行政機関向け相談窓口の設置

   避難所におけるペットの取り扱い等の相談を受け付けます。
 

ペットの飼い主さん向け相談窓口

   ペットの健康相談、一時預かり等の相談を受け付けます。
   電話 052-961-3435

3.避難所でペットを飼育されている飼い主さんへの支援

 

動物病院におけるペットの無料診療の実施

   県内の診療可能な動物病院で、診療を受けられる診療券を配布します。診療券の金額や枚数については未定です。
 

避難所の巡回診療

   避難所で飼育されているペットの健康管理うや伝染病予防等についての指導を行います。

4.被災した飼い主さんのペットの一時預かり

 
・県内の動物病院で、30日間無料でペット(犬、猫、ウサギ、鳥)の一時預かりを行います。
・申込先は、動物救護本部で行い、避難先の近隣で預かり可能な動物病院で一時預かりを行います。
 

対象動物

   犬・猫・ウサギ・鳥
 

支援対象

   ・被災し、避難所でペットが飼育できない状況にある飼い主さん。
   ・避難所にペットともに避難しているが、ペットの健康状態に不安がある飼い主さん。
   ・被災により健康被害が生じ、入院・治療するため、ペットが飼育できない状況にある飼い主さん。
   ・ペット飼育不可のため、1.5次避難所、仮設住宅、みなし仮設住宅への移動ができない飼い主さん。
 

支援条件

   ・継続してペットを飼育する意思があること。
   ・30日間の預かり期間中に、ペットと一緒に生活できる方法、ペットの預かり先をさがすなどの努力をすること。
   ・預け先の動物病院からの連絡に、本人または代理人が対応できること。
   ・動物救護本部が指定する条件を了承すること。

5.情報発信

 
愛知県獣医師会ホームページや公式Xで情報を発信します。
 

被災者への情報発信

   窓口相談や、県内の診療可能な動物病院の情報等を発信します。
 

支援物資や寄付金の募集

   救護活動に必要な物資や資金の寄附を募集します。
 

救護活動の状況の発信

   必要な支援を求めるため、被災動物の状況について情報発信します。

 
 大規模災害時は、このような動物救護活動を行う予定です。まずは、診療可能な動物病院の検索や動物救護本部の相談窓口が設置されます。
 しばらくすると、一時預かりや避難所の巡回診療、無料診療の実施などの支援活動がはじまります。
 愛知県獣医師会ホームページや公式Xをこまめにチェックしてください。