動物病院の広告について

  About veterinary hospital advertisement

 動物病院の広告は、適正な獣医療を提供する目的、また、不適切な情報により飼育者を惑わさない目的のために獣医療法等の法律で制限されています。
 以下の動物病院の広告に関するQAを掲載しますので、参考にしてください。
 

動物病院の広告に関するQ&A

 
Q1:生後2か月の犬を飼い始めました。病気の予防や飼い方の相談をするために動物病院に行きたいのですが、近所に数か所ある動物病院のどこに行けばいいかわかりません。広告を出している動物病院もありますが、費用の記載はありません。どのような基準で動物病院を選択したらよいでしょうか?
 

A1:動物病院の広告には、診療にかかる費用を記載することは法律により禁止されています。飼育者の要望、動物病院の方針等によっても診療の内容・費用は変化します。動物病院に費用・方針の問い合わせを行い選択することが適切です。その場合に、動物病院に要望をしっかりと伝えることが重要です。広告を出していることは選択の基準になりません。

 
Q2:猫の不妊手術を行おうと思っています。近所の動物病院で最も安い費用で行ってくれるところを探していますが、広告に手術の費用が記載されていないので選べません。どのようにして選べばよいでしょうか?
 

A2:動物病院は広告で不妊手術を行うことを広告することは可能ですが、手術の費用は広告できません。地域最安値というような比較広告も禁止されています。また、手術法によっても費用が変わりますので、動物病院に手術法・費用等を問い合わせて判断してください。

 
Q3:動物病院で狂犬病予防注射を接種したいのですが、費用がわかりません。
 

A3:動物病院の広告に狂犬病予防注射等の費用を記載することは法律により禁止されています。地域によっても費用の違いがありますので、動物病院に問い合わせを行ってください。また、狂犬病予防注射の費用は、市町村で把握している場合もあります。

※動物病院の広告で不明な点・不審な点等があれば、公益社団法人愛知県獣医師会までお問合せください。
 
お問合せ先
                             〒460-0002 名古屋市中区丸の内3丁目79
                                           チサンマンション丸の内第2901